年長さんが春に植えた野菜たち。すくすく育って最近ではきゅうりやトマトが収穫できるようになりました。
初めて収穫した子はお家へのお土産に、2回目の子達は「みんなで食べていいよ～！」と言ってくれるのでみんなでひと口ずつおすそ分けしてもらって食べてます。
先日の運動会の日、ちょうどいい大きさになったきゅうりがあったのでお家の人と一緒に収穫してもらおうと思っていたのに…！前日の夕方までは確かにあったはずのきゅうりがなくなっていたんです！よく見ると、周りには食べかけのきゅうりがいくつも落ちていて、トマトやピーマンもかじられた跡が！
「食べたのは誰だ！」とみんなで考えました。最近サルの目撃情報もあったからサル？それともからす…？
そして今日、ついに犯人を発見したんです！お昼を食べていて、なにげに外を見たたいようさんが、「畑にからす来てるよー！」
「えっ？！」慌てて外を見ると、3羽ほど畑の中にいたんです！急いで畑へ走っていきましたが、やっと実ったとうもろこしをもぎ取って飛んでいってしまいました。自分のきゅうりが食べられているのを見つけて泣き出す子もいました。
子どもたち、また考えました。どうしたらいいんだろう…？
しばらくして誰かが「かかし作ればいいんだよ！」と言うと、大急ぎで部屋へ戻り、かかしを作り始めました。顔はもちろん「へのへのもへじ」です（笑）そしてかかしができるまで、かかしの代わりに畑を守る子も！その役割分担がとってもかわいかったです。
あっという間に作り上げたかかしを、嬉しそうに抱えて畑に立てました。
「かかしさん、よろしくね！」と声をかけ、今日の事件は幕を閉じました。
自分で選んで買って、自分で植えた野菜は特別思い入れがあるようです。日ごろから大事そうに水やりをしたり、観察をしたりしています。
畑にはカボチャやメロン、スイカもあるので、もう取られないようにみんなで守っていきたいです！